ZapierやMakeの自動化を新しいジオコーディングホストへ移行する
ジオコーディングのステップを含むノーコードの自動化には、独自のコードとは異なる移行方法が必要です。その切り替えの進め方を紹介します。
Open-Elevationは、緯度と経度のペアの配列を送ると、メートル単位の標高値の配列が返ってくるというシンプルな考え方で作られたオープンソースプロジェクトです。軽い用途ではプロジェクトの公開デモインスタンスを使い、本格的な用途では選んだ標高データセットを読み込んだ自社インフラ上で運用するなど、セルフホストされるのが一般的です。このリクエスト形式のシンプルさは紛れもなく強みの1つであり、価値のある移行であればそれを維持すべきです。
セルフホストには、最初は過小評価しがちな現実的な保守コストが伴います。標高データセットはかなりのディスク容量を使い、サーバーは稼働し続ける必要があり、基盤データの更新は自動で行われるものではなく手作業のプロジェクトになります。プロジェクトの初期にこれを構築したチームが、1、2年後には保守の負担がそもそもセルフホストを選んだ理由を上回っていると気づくこともあります。
My Geocodeは標高検索を、形だけの互換レイヤーではなく完全に動作するエンドポイントとして提供しています。これは実際の結果を直接示せる検索の1つだからです。座標ペアをリクエストすると、その地点の地表の標高がメートル単位で返されます。データは当社の標高データから取得されるため、データセットを自分で調達し、読み込み、保守する必要はありません。詳細は/docs/elevation-lookup/にあります。
Open-Elevationの配列ベースのリクエスト・レスポンス形式から移行するチームにとって、実際の違いは次のとおりです。
X-API-Keyヘッダー、Authorization: Bearer、HTTP Basic認証、クエリパラメータのいずれかでキーを送信します(1日あたり2,500リクエストまではキーなしで利用できます)キーなしで1日あたり2,500リクエストの無料枠と、さらにキーごとにネットワーク単位でカウントされる1日あたり2,500リクエストの無料枠を超えると、標高検索は他のすべてのエンドポイントと同じ料金になります。1リクエストあたり€0.0001のプリペイドクレジット、または月額€50のUnlimitedキーです。
ハイキングやサイクリングのルートプロファイル、ドローンの飛行計画、土地測量ツールなど、より大きなワークフローの一部として標高を呼び出すアプリケーションでは、リクエスト形式がOpen-Elevationで想定しているものに十分近いため、この作業は小さく限定されたものになる傾向があります。エンドポイントと認証を差し替え、残りはそのままです。
セルフホストを選んだ理由がデータの管理ではなく継続的なコストを完全に避けることだった場合は、判断する前に、自社の呼び出し量を無料枠とリクエストあたりの料金に照らして実際に計算してみる価値があります。実際には、多くの標高検索は無料枠だけで十分にまかなえる範囲に収まっています。