ZapierやMakeの自動化を新しいジオコーディングホストへ移行する
ジオコーディングのステップを含むノーコードの自動化には、独自のコードとは異なる移行方法が必要です。その切り替えの進め方を紹介します。
意外なほど多くの移行が、実測ではなくリクエスト量の大まかな推測から始まります。そしてその推測は、2つの方向のどちらかに外れがちです。控えめすぎて実際の利用量をはるかに超える容量に料金を払うプランになるか、楽観的すぎて本番トラフィックの最初の1週間で予想外に上限に達するかのどちらかです。
必要な割り当てを確実に見積もる方法は、ユーザー数や機能の利用状況から抽象的に推測するのではなく、まず現在のプロバイダーでの現在の利用量を測ることです。ほとんどのプロバイダーは、ダッシュボード、月々の請求書、あるいは自分のアプリケーションがすでに記録しているログなど、どこかで利用統計を公開しています。代表的な期間の実際のリクエスト数を取り出せば、推測ではなく実際の数値をもとに計画を立てられます。その期間には、月曜日の朝や自社のビジネスに関係する季節的な急増など、少なくとも1日のピーク日を含めるのが理想です。
その基準値が得られたら、いくつかの調整が重要になります。
実際の数値が手元にあれば、My Geocodeの割り当ての仕組みと比較するのは簡単です。どのアドレスからでもキーなしで1日あたり2,500件の無料リクエストがあり、さらにすべてのキーにも1日あたり2,500件の無料リクエストがあります。これらはIPv4の/24またはIPv6の/48というネットワーク単位で数えられ、そのネットワークからのキーなしの利用とキーありの利用で共有されます。多くの小規模なプロジェクトや社内ツールは、実際の量を多めに想定するのではなく実測して確認すれば、この無料の割り当ての範囲内に完全に収まります。
無料の割り当てを超える場合の選択肢は、1リクエストあたり€0.0001のプリペイドクレジットか、月額€50のUnlimitedキーです。この2つの損益分岐点は単純な割り算で求められます。€50を€0.0001で割ると、月に500,000リクエストを超える利用量から、Unlimitedがプリペイドクレジットよりも経済的に見え始めます。ただし、適切な選択は、固定の月額費用と、利用量に正確に比例する変動費用のどちらを重視するかにもよります。どのエンドポイントや互換ホストへのリクエストでも、X-Quota-Limit、X-Quota-Used、X-Quota-Resetをはじめとする同じ割り当てのヘッダーが付きます。これらは/docs/rate-limits/で説明しており、移行後の継続的な監視も、移行前の見積もりと同じように測定可能になります。